ベーヴェシステックジャパン株式会社
BÖWE SYSTECのカード・メーリング・システム(CMS)ムは、カードメーリングにおいて新たな業界スタンダードを築いています。
標準的なアプリケーションだけでなく、柔軟なカード貼り付けレイアウトや、様々な読取方法に対応するモジュール構成、多様な台紙フォーマットやレイアウト、プリンターとの接続によるオンデマンドの台紙発行に至るまで、ベーヴェシステックのCMSシステムはあらゆるご要望に対する最適なソリューションを提供します。
1時間に最大8,000枚のカードを処理し、様々なアプリケーションも迅速かつ経済的に処理することができます。
カード・メーリング・システムによって、パーソナライズされたプラスチックカードをその所有者に迅速に確実に発送することができます。
Paceはカードと台紙を正しくマッチし、カードを自動的に台紙に貼り付けます。インサーティング・ユニットを接続することによりカードが貼り付けられた台紙を同封物と共に封筒に封入することもできます。
弊社のインサーティングシステム同様、お客様におけるニーズに合ったカスタムメードなソリューションを提供します。モジュール・フィロソフィー設計により、Paceは納入後の改造にも柔軟に対応致します。
全てのシステムは同一のオペレーティング原理で稼働します。小ロットの場合でもジョブチェンジは簡単・迅速に行うことができます。読み取りモジュール及びセンサーを通じて、カードと台紙はシステム内部で最初から最後までTrackingされています。その結果、全生産工程を通して最高の確実性を実現します。
PCSの中心部：
カードチャンネルと貼り付けステーション
PCSの中心部となるのがカードチャンネルと貼り付けステーションです。カードチャンネルは自由に構成可能で、10ステーションまたは16ステーション取り付けることができます。
フィーダマガジン、様々な種類の読み取り、ターニングユニット、リスタッキングマガジン、カードバッファ、大容量ストレージモジュールやラベリングモジュールなどを個々のステーションに搭載することが可能です。
貼り付けステーションは1時間に最大8,000枚のカードを台紙に貼り付けることができます。台紙上のカードの位置は可変で、指定の位置に貼り付けるために必要に応じてカードを回転させることもできます。
銀行やサービスセンターからのオーダーはますます小ロットになってきています。小ロットのオーダーを効率よく迅速に、最適なコストで処理することを目的として、ベーヴェシステック はカードメーリング用の大量ストレージシステムであるWatermill(ウォーターミル)を開発しました。
Watermill カードストレージシステムは、様々な種別のパーソナライズされたカードを最大3,780枚まで格納することができます。カード格納時にカードのデータを読み取り、データベースに登録します。
ストレージからカードを取り出す際に、データベースを操作することにより、格納した順序とまったくことなるパターンで取り出すことが可能となります。
カードを事前に手でソートしておく必要がないため、時間もヒューマンエラー発生のリスクも低減することができます。
Watermillによって、ソートされていないカードをデータベースに基づいて選択することが可能です。格納容量が大きいので、異なる個々のオーダーをまとめて格納しておくことができます。Watermillによって処理の効率を向上させ、セットチェンジにかかる時間と手順を最小限に抑え、完全自動のカード処理を実現することができます。
Watermillは新たに開発した制御ソフトウェアCard Managerによって動作し、これはOrbiterプラットフォームとの互換性があります。複雑なアプリケーションも容易に設定可能です。
比較的シンプルなアプリケーションの例を一つ挙げます。例えばBÖWE Bank のカードで所有者の名字がAで始まるもののみをストレージから取り出したい場合は、データベースにその指示をするだけでそれが可能になります。
Card Managerのデータベースは処理する順番にカードを並べ替えます。例えば、まずは銀行の支店に基づいて、その後に所有者の名前に基づいて、データベースがカードを順番にソートします。
結果はテーブル形式で表示され、最終確認用にオペレータが参照することもできます。テーブル内のフィールドをクリックするだけで、データベース上のアイテムが処理されないように個々に指定することも可能です。
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